08/08/31 09:39:24 0
◆札幌市がJRバスの運行委託を撤回
中央バスによる札幌市内の路線廃止問題で、札幌市の上田市長は先程、臨時の記者会見を開き、
一旦、決めたJRバスへの運行委託を"撤回する"と発表しました。
今後は、運行の継続を視野に中央バスと交渉することになります。
(上田文雄札幌市長)「JR北海道バスに私の考えを伝えて事態の収束にご協力いただいた」
札幌市の上田市長はきょう午前、ジェイ・アールバスの会長、社長とトップ会談を行い、
一旦、決めた運行委託を撤回することで合意しました。
この問題では、中央バスが廃止の意向を示していた札幌市内の9つの路線について、
札幌市がジェイ・アールバスへ運行を委託することを決めました。
しかし、運行委託には3年間余りでおよそ19億円かかる見通しであることから、
市民が反対の署名活動をはじめたほか、市議会の自民党会派も市の方針に反対することを決めていました。
札幌市によりますと、ジェイ・アールバスに新規の採用が決まっていた運転手については、
ジェイ・アールバスが雇用し、すでに発注していたバス車両については今後、検討するということです。
きょうの発表を受けて中央バスは、廃止届けの取り下げなどについて「真摯に検討する」と話しています。
STV (2008年8月30日(土)「リアルタイムサタデー」)
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