08/08/31 02:11:11 0
マスコミは民主党に政権を取らせたい?!
そのようなことが様々あり、野田さんは代表選出馬を断念せざるをえなかった。
野田さんが断念すれば、枝野さんという声もあった。
しかし、枝野さんは、野田さんが断念の決意までに時間をかけてしまったため、出馬に対するパッションを失ってしまった。
さらに、野田さんが断念したことで、これから推薦人20人を揃えるのも、枝野さんにとって相当困難な状況になった。
現段階で、99パーセント枝野さんの出馬はない、といわれている。
というわけで、小沢さんの再選が確実視されている。
ここで1つ面白いことがある。
野田さんは「出る出る」と言って、出なかった。これは民主党の脆さの一端の表れと言える。
「結局民主党はだめなんだ。4人の対抗馬が挙げられていながら、誰も出ない。
民主党というのは、小沢恐怖の中で身動きがとれなくなっている。力がない」
このような批判が当然出てもおかしくないのに、このような批判は新聞では全く出なかった。
つまり、このことで何がわかるかというと、新聞はとにかくここで一度民主党に政権を取らせたいのだ。
だから、このようなことであまり民主党の批判をしない。
読売新聞や日経新聞は社説でもこのことを書かなかった。
「民主党にこんな傷が生じた、亀裂が生じた」ということは書きたくないのだ。
要するに、新聞、マスコミは、今度の総選挙で民主党に勝たせたい。
国民も含めて、民主党が優れた政党だとは誰も思っていないのだが、とにかくここは一回政権を変えてみよう、という気持ちが強い。
自民党には飽き飽きしているし、何も良いことが出てくる気配もない。景気も悪い。
ここで一度政権を変えれば、民主党も大した政策はないけれども、少なくとも自民党と官僚の癒着は切れる。
今、官僚の問題点が噴出している。新聞もその問題をたくさん書いている。
これは自民党と官僚の癒着の問題提起であり、それを切りたいという思いが強いからだ。
だからやはり、民主党に一度政権を取らせたいという空気がマスコミには強い。国民の間にもそのような空気が強いだろうと思われる。
続く