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リタリン、ネットでの不正売買が深刻化
依存性が高く乱用が問題になっている向精神薬「リタリン」がインターネット上で
売買され、価格が薬価の数百倍に跳ね上がるなど不正な取引が横行している。
乱用対策として今年1月、処方できる医師や薬局が登録制となり、正規の流通量が
極端に減少したことが背景にあるとみられている。
厚生労働省は「乱用の押さえ込みを進めた結果」と流通量の減少を評価しているが、
医療関係者らは「リタリンに希少価値が出てしまえば、不正売買に暴力団などが
入り込む可能性がある」と指摘している。
厚労省などによると、リタリンはネットの掲示板などを通じて不正販売されており、
最近では薬価(1錠10・9円)を大幅に上回る1錠2000~3000円で取引される
ケースが目立っている。
医師の処方なく向精神薬を販売することは麻薬取締法や薬事法に抵触する可能性が高く、
リタリンの販売を偽装した詐欺も横行しているという。
リタリンは昭和33年に販売が開始された医薬品で、鬱(うつ)病(びよう)や
睡眠障害「ナルコレプシー」の治療に使われてきた。
現在は、ナルコレプシーだけが適応症だが、覚(かく)醒(せい)作用や気分を
高揚させる効果があることから、乱用が拡大した。
(以下>>2以降につずく)
MSN産経ニュース(2008.8.31 01:26)
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