08/08/30 06:51:14 hqGLuEBB0
>>41のつづき
3.延焼
次に地方裁判所で裁判官は思いっきり患者寄りの判決を出す。賠償金額も1億円ふっかけて判決で7000万円くらい出す。
判決理由は何でもよい。医学的に間違っていても裁判官がタイーホされることはないから平気。
これで遺族は晴れて「被害者」となり賠償もゲットで大喜び。「さすが弁護士様!見たか腐れ医者!弁護士万歳!」となり、まず患者側の弁護士が弁護士報酬をゲット。
→ここで最初に高額の賠償金をふっかけたのが生きてくる。
自称被害者の会は発言力が増し、マスゴミも特集記事・特番ネタに困らない。
当然病院側は控訴する。今度は病院側の弁護士も「よーし、お父さん頑張っちゃうぞ」と少し本気になり、高裁の裁判官も地方裁判所よりは少し本気で考える。
医療者側が正しければ、患者側の逆転敗訴になり、または賠償金は大きく引き下げられる。
病院側の弁護士は賠償金を引き下げることができれば、その引き下げた分の一定の割合が報酬になる。これで今度は病院側の弁護士が報酬をゲット。
→ここでも最初に賠償金を高くふっかけているのが生きている。
つまり患者側の弁護士も病院側の弁護士もグルということ。
自称被害者の会や遺族(この時点で高率でこの団体に取り込まれ構成員)は一審判決ですでにある程度の社会的認知を得ているので抗議声明を出して、あるいは
プロ市民団体や社○党などの手引きで知事や大臣に抗議書、提議書を手渡す。マスゴミも「絵」や記事ネタに困らない。
これで患者側の弁護士にやる気があれば最高裁判所まで争う。さすがにここはガチの裁判となる。
ただし結果が出るまでに数年かかるので正直弁護士たちに儲けはあまりない。フツーの弁護士なら面倒なだけ。
だから名前を売りたい弁護士たちが頑張る。(例:白い巨頭でおなじみの○×弁護士とか)
医者の世界でいうメジャーな学会発表みたいなものだが、決定的に違うことは真実はどうかなど関係なく単なるディベート・弁護テクニックの発表会であること。