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全国学力テストの大阪府の結果について、府教委や府の関係者からは落胆や怒りの声が相次いだ。
橋下徹知事は「教育委員会には最悪だと言いたい。これまで『大阪の教育は…』とさんざん
言っておきながら、このザマは何なんだ」と述べ、26日の教育委員との懇談の際と同様、
府教委を厳しく批判した。
そのうえで教員の意識改革が必要との考えを示し、「現場の教職員と教育委員会には、
今までのやり方を抜本的に改めてもらわないと困る」と注文をつけた。
綛山(かせやま)哲男教育長は「昨年の結果を受け学力向上を喫緊のテーマとしてきたが、
改めて大変厳しいと認識した」とのコメントを発表。小中学校の放課後無料学習や習熟度別
授業推進など新たに取り組む施策の充実を目指すことを強調し、「保護者、子供たちをはじめと
する府民の期待に応える教育の実現に全力を尽くす」とした。
今月6日に府特別顧問に就任した東京都杉並区立和田中学校前校長、藤原和博氏は
「全国第2の都市としては考えられない結果。先生方は熱心で頑張っていると感じるが、
システムが成り立っていないのだと思う」。課題として、国際学習到達度調査(PISA)に
対応した学力の育成を挙げ、「先生方の熱意が効果を発揮するシステムを作れば大阪でも
不可能ではない」との見方を示した。
MSN産経ニュース(2008.8.29 22:41)
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