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四日市市立四日市病院(伊藤八峯院長)は二十八日、歯科・口腔(こうくう)外科で、歯科衛生士が
エックス線撮影のスイッチを押していた、と発表した。医師や診療放射線技師以外の撮影行為は、
診療放射線技師法で禁じられている。この日会見を開いた伊藤院長は「ついついルーティンワーク
(日常業務)化してしまった。患者や市民の皆さまにご不安を与え、ご心配をおかけしたことを深く
おわびします」と陳謝した。
同病院によると、歯科衛生士の撮影行為は今年八月十九日、病院に寄せられた匿名の電子メール
から発覚。歯科・口腔外科の歯科医師の指示で、十数年前から、歯科衛生士が、エックス線の撮影
スイッチを押していた。医師は違法性を認識していたが、歯科衛生士が撮影スイッチの近くにいる
ことから、撮影のつど、同衛生士にスイッチを押すよう指示していた、という。「これくらいならよいと
医師らに甘えがあった」(加藤安俊病院事務長)としている。
また、歯科衛生士四人のうちの一人が、看護師不在などの際に、年に数回程度、歯科医師の指示で、
点滴の針を終了時に抜いていたことも明らかにした。八月一日に匿名の電子メールが病院に寄せられ、
発覚した。病院は「違法ではないが、不適切だった」と判断、歯科衛生士の抜針行為を直ちに禁じた、という。
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