08/08/29 01:31:51 0
URLリンク(www.yomiuri.co.jp) より一部引用
新党結成の中核となった渡辺氏は中曽根元首相の秘書を経て、自民党で衆院議員を6期務めた。
その後、小沢氏が率いていた自由党に参加し、98年の参院選で当選した。小沢氏の側近として知られ、
2003年に小沢氏とともに民主党に合流した。
しかし、次第に党運営などを巡って小沢氏と対立するようになり、今年の通常国会では、
日銀副総裁人事の同意案件や道路整備費財源特例法改正案などの採決で造反し、
処分を受けるなど「造反の常連」になっていた。「小沢氏に遠ざけられ、民主党に残っていても
ポストに恵まれない、と思っていたようだ」(党関係者)とも言われる。
大江康弘参院議員は、渡辺氏が自由党の選対委員長時代に参院選で初当選し、
渡辺氏の「弟分」と見られている。通常国会の法案対応でも、渡辺氏と行動を共にすることが多かった。
姫井由美子参院議員は昨夏の参院選で初当選して以来、自身の交友関係などが
週刊誌に取り上げられ、その対応に問題があったとして党岡山県連から厳重注意を受けるなど、
トラブルが続いていた。「民主党にいても次期参院選で当選は厳しいと考えたようだ」(参院幹部)
と見られている。
今回の動きは、自民党の二階経済産業相らによる民主党切り崩しの成果だとの見方が専らだ。
大江氏は和歌山県議出身で、同県を地盤とする二階氏と以前から近く、今回、その意向を受けて
窓口役となったとされる。政党交付金が受給可能となる政党要件の国会議員5人を確保するため、
二階氏らが渡辺、大江、姫井の3氏と、無所属の荒井広幸、松下新平両参院議員の仲を
取り持ったと見られている。
荒井氏は郵政民営化に反対して自民党を離れ、新党日本に参加。田中康夫代表との
確執などから離党し、参院選後は無所属のまま自民党会派に所属した。
松下氏は04年の参院選宮崎選挙区に無所属で出馬し、自民党候補を破って当選、
民主党会派に属していた。しかし、昨年の参院選で、無所属の長峯基・元参院議員の推薦を求めたが、
民主党が新人の外山斎氏を推薦したとして、会派を離脱していた。