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若者層のマーケティング調査機関であるM1・F1総研は8月28日、首都圏在住のM1(男性20歳~34歳)、
F1(女性20歳~34歳)層の消費行動に関する調査レポート「若者がモノを買わない要因の考察と消費を促す方法論」を
発表した。
レポートによれば、若者がモノを買わない要因として「将来に対する不安」、「低い上昇志向」、「固定化された人間関係」、
「漠然とした結婚意識」、「インターネットへの依存」の5つがあるという。
M1・F1総研はこれらの要因が下記のように「貯蓄志向」、「いいモノへの欲求」、「他人に触発されてモノを買う経験」、
「今やりたいことをやる意識」に影響を与え、結果として消費の低下につながっていると分析している。
・将来に対する不安→将来に不安を抱いているM1、F1は、貯蓄志向が高い。
したがって消費力は低い。
・低い上昇志向→上昇志向を持たないM1、F1は、いいモノを欲しいという欲求が低い。
したがって消費力は低い。
・固定化された人間関係→交友関係の開拓意欲が低いM1、F1は、他人に触発されてモノを買う経験が少ない。
したがって消費力は低い。
・漠然とした結婚意識→結婚想定時期が遠いM1、F1は、今やりたいことをやっておきたい意識が低い。
したがって消費力は低い。
・インターネット利用時間
<M1層>→インターネット利用時間が長いM1は、情報が多すぎて調べるのが面倒になり、購入を中止した経験が多い。
したがって消費力は低い。
<独身F1層>→インターネット利用時間が長い独身F1は、ネットで調べている間に、
何を買ってよいかわからなくなった経験が多い。したがって消費力は総じて低い傾向。
レポートでは、若者に積極的に消費してもらうためのアプローチとして、
購買へのためらいを払拭するための“背中の一押し”や“先送りはできないと”思わせることが効果的で、
さらに機能訴求よりも“素晴らしい自分”イメージを想起させることが有効であると考察している。
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