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★福島・大野病院医療事故:検察、控訴断念へ--最終調整
・福島県大熊町の県立大野病院で04年、帝王切開手術中に患者の女性(当時29歳)が
死亡した医療事故で、福島地裁(鈴木信行裁判長)が業務上過失致死などの罪に問われた
産婦人科医、加藤克彦医師(40)に無罪判決(求刑・禁固1年、罰金10万円)を出したことに
ついて、検察当局が控訴を断念する方向で最終調整に入ったことが27日分かった。
今月20日の福島地裁の判決は、大量出血の予見可能性など検察側主張を一部認めたものの、
最大の争点だった「胎盤剥離(はくり)を途中で中止すべきだったか」については「中止して子宮
摘出手術などに移行することが当時の標準的な医療水準と認められず、剥離の継続が注意
義務に反することにはならない」と加藤医師の過失を否定した。さらに、「剥離を中止しない場合の
危険性を具体的に明らかにしなければならないが、検察官は臨床症例を提示していない」と検察側の
立証の不備も指摘した。
福島地検が上級庁と協議を進めているが、女性の症状の「癒着胎盤」は症例が極めて少なく、
剥離を中断した臨床例の提示も困難なことなどから、慎重に検討しているとみられる。今回の
事件を巡っては、全国の医療関係者が「医師の裁量に捜査機関が介入している」と反発していた。
URLリンク(mainichi.jp)
・福島県立大野病院事件で、産婦人科医無罪の福島地裁判決に対し、検察が控訴断念の方向で検討。
URLリンク(www.47news.jp)
※元ニューススレ
・【大野病院事件】 「医師逮捕・起訴に無理があったのでは」…朝日・読売・産経は判決に肯定的、毎日は起訴姿勢を擁護
スレリンク(newsplus板)
・【大野病院事件】 "帝王切開で母死亡、医師無罪"で、双方会見…医師は遺族らに謝罪、被害女性の父は「残念」★3
スレリンク(newsplus板)