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ロシアのメドベージェフ大統領は26日、英BBCなどのインタビューに相次いで応じ、グルジアの
南オセチア自治州とアブハジア自治共和国の独立を同日承認したことについて、「住民の虐
殺を防ぐために承認せざるを得なかった」と述べ、独立承認を正当化した。グルジアのサーカ
シビリ政権については「我々は今後一切関係を持たない」と断交を宣言、「我々は何も恐れて
いない。冷戦が起こる事態を含めてだ」と語り、西側諸国に対する強硬姿勢を示した。
(略)
これまで、ロシアは南オセチアなどの独立に慎重だったが、メドベージェフ大統領は、「サーカ
シビリ政権が(南オセチアに)侵攻し、ジェノサイド(大虐殺)を展開したため状況が変わった」
と語った。また、「欧米諸国はコソボは特殊な例だと説明してきたが、南オセチアやアブハジ
アも同様だ。我々は欧米がコソボ独立を承認したのと同様に行動したまでだ」と述べた。
(以下略)URLリンク(mainichi.jp)
ロシアのドミトリー・ロゴジン北大西洋条約機構(NATO)常駐代表は「コソボを承認することで、
彼らはパンドラの箱を開けてしまった」と語る。
(略)
「コソボ独立問題がなければ(グルジアの)話がこれほど早く展開することはなかっただろう。
コソボの独立を承認しなかった国々は、それをきっかけにさまざまな地域で独立が宣言され
ることを何よりも恐れていた。しかしそれが、自国領土全体を掌握したいグルジアの介入を
引き起こしたのだ」
フランスのFrench Institute of International RelationsのThomas Gomart氏も、「ロシアの動
きの背景には、コソボにおける欧米諸国の行動がある。欧米諸国は1999年、ロシア政府の
反対にもかかわらず国連の承認なしに軍事介入し、今度は独立を承認した」と考えている。
(抜粋)URLリンク(www.afpbb.com)
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