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北京五輪男女レスリングのメダリスト６選手が２７日、東京都の石原慎太郎知事を表敬訪問した。
石原知事は、記念撮影で伊調馨、吉田沙保里、伊調千春、浜口京子ら女子選手に囲まれて
「幸せいっぱいです」と満面の笑み。さらに「日本の男は頼りないなあ」と健闘が目立った女子選手を
手放しで称賛していた。
この日都庁を訪れたのは、女子４選手に加え、松永共広、湯元健一の男子２選手、
北京五輪で日本選手団団長を務めた日本レスリング協会の福田富昭会長ら。
１０月に都内で開催される女子レスリング世界選手権のアピールを兼ねての訪問となった。
面会時には石原知事と話す機会がなく、終始緊張気味だった選手たちだが、記念撮影時には
リラックスした表情で撮影に応じていた。
面会終了後、伊調千春選手は「石原知事はテレビで見て結構怖い人と思っていたが、
実際お会いすると優しい方だった」と率直な感想。伊調馨選手は「（握手して）すごい力が強かった」と
驚いていた。東京五輪招致については選手全員が「ぜひ実現してほしい」と話していた。