08/08/27 23:04:57 4J+V/6iU0
>>15
実は当時の漢字音を考えると、「ひみこ」(当時の日本語ではピミコ)という音を
中国人が「卑弥呼」と表記することは有り得ない。
どこが有り得ないかというと、「呼」が有り得ない。
これはどちらかと言えば「ホ」なのだ。
当時の日本語はハ行の発音がパ行音だった。
そのため、中国語でハ行音の漢字は日本語に受容されるときにカ行になった。
「上海」(シャンハイ)や「香港」(ホンコン)の例を見ても分かる。
かと言って、当時の日本語に「ホ」という音は無かったはずだ。
日本人が「ホ」という音を「呼」と書き取るのなら有り得なくもないが、
魏志倭人伝は中国人による表記のはずなのでその可能性はない。
で、3世紀当時の漢字音と日本語音を総合して考えると、
「卑弥呼」の読みは「ひみを」(ピミウォ)だったと考えるのが最も妥当。