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★医学部定員を1・5倍に 医師不足で厚労省検討会
深刻化する医師不足対策などを議論している厚生労働省の「安心と希望の医療
確保ビジョン具体化に関する検討会」(座長・高久史麿自治医大学長)は27日の
会合で、大学医学部の定員を将来的に現在の1・5倍程度となる約1万2000人に
増やす必要があるとした中間報告書をまとめた。
政府は今年6月、医師数を抑制する従来の政策を方針転換。定員数を過去最大の
8300人程度にすると打ち出したが、検討会の提言はこれを大きく上回った。今後は
受け皿となる医学部の態勢づくりや財源確保などが焦点となる。
会合に出席した舛添要一厚労相は「今後の予算編成や政策に反映させたい」と述べた。
報告書では、医師の総数だけでなく、産婦人科や小児科、救急など特定の診療科で
目立つ医師不足と、地域によって医師数がばらついている実態についても深刻だと
指摘した。
検討会は、経済協力開発機構(OECD)加盟国の人口10万人当たりの医師数が
日本の約1・5倍であることなどを踏まえ、現在約7900人の定員数を、将来的に5割増
の約1万2000人にすることを目指すべきとした。
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