08/08/29 14:38:56 FqXVHOf60
グルジア情勢で武力反対、ロの積極的役割求める 上海協力機構
(CNN) ロシア、中国とウズベキスタンら中央アジア4カ国で組織する上海協力機構(SCO)は28日、
タジキスタンの首都ドゥシャンベで首脳会議を開き、ロシア軍が軍事介入し武力衝突が起きたグルジア情勢に触れ、
深い懸念を表明すると共に、当事国などに対話を通じた平和的な解決を促す共同宣言を発表した。
他の参加国は、カザフスタンとキルギス。
AP通信によると、宣言はすべての国の統一、領土保全を維持する努力を尊重するともし、
武力行使は地域紛争の包括的解決を阻害するとも述べた。
軍事介入、グルジア内の緩衝地帯設置、軍の駐留継続などで欧米の厳しい非難を浴びるロシアは、
SCO首脳会議でロシアへの強い支持取り付けを狙っていた。宣言での武力行使反対の文言などは、
ロシアの思惑が外れたとも受け止められる。
ただ、ロシア大統領府が発表した共同宣言草案では、SCO加盟国はグルジア、南オセチア情勢で、
紛争を解決するためロシアの積極的な役割を支持するともなっている。
宣言は、武力衝突を受けロシアが独立承認に踏み切ったグルジアの南オセチア自治州、アブハジア共和国の問題には触れていない。
自治州、共和国は親ロシア派。
URLリンク(www.cnn.co.jp)