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(>>1の続き)
Googleの広報担当者Larry Yu氏は、「われわれは、私有地には乗り入れない方針を
とっている」と述べ、同社は、地元のドライバーを雇って、走行すべき特定のルートを
指定していると説明した。しかし、Press Democrat紙から、ドライバーが単に郡内を
走行してまわって画像を集めるように言われただけだと語っていることを告げられると、
Yu氏は前言を撤回した。
私道から撮影することは法的に認められているとするGoogleの論拠は、この衛星写真
や航空写真の時代に、プライバシーなど存在しないとする主張から発している。
Googleは2008年4月、自宅の画像がサイトに掲載されたとしてペンシルベニア州
ピッツバーグ在住の夫婦から訴えを起こされた際に、「今日の衛星画像技術は、(中略)
完全なプライバシーなど存在しないことを意味する」と反論した。
実際Googleは、プライバシーに対する個人の権利よりも、街路の写真を撮る同社の
権利のほうが勝っていると頑なに信じているようだ。インターネットのパイオニアで、
GoogleエバンジェリストのVint Cerf氏は5月、Seattle Post-Intelligencerの取材に
応えて、「何をしようと逃れられないし、何をしようと気づかれずにはいられない」と
述べている。さらに、同紙が言うところの「意図的に軽率になる瞬間」には、
「プライバシーなど存在せず、受け入れるしかない」とCerf氏は語った。
(おわり)