08/08/28 23:50:57 I+7I9Wc40
酸素と二酸化炭素のボンベの色
酸素と二酸化炭素のボンベの色には重大な問題が潜んでいる。
「酸素は黒で、二酸化炭素は緑」というのが、日本の工業規格である。
ところが、医療機器関係の慣用と国際規格は「酸素は緑」で、
上の図は、酸素吸入用の鼻カニューレだが、
こういうものも「酸素を使うものは緑」というルールになっている。
したがって、医療関係者は「緑は酸素の色」と認識する。
そこで、緑のボンベをみると「これは酸素ボンベ」と錯覚する。
実際に、私(諏訪邦夫)自身が錯覚した経験がある。
レストランで熱帯魚の水槽のとなりに緑のボンベがあり
「熱帯魚に酸素をやるのだな」と思った.
数分後に間違いに気づいて尋ねて、
ビールに二酸化炭素を加えるボンベと判明した。
ビールの気が抜けた時に、二酸化炭素を吹き込んで復活させることは許されている由。
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