08/08/28 20:30:38 Wb3S7teW0
>>608
CO2ナルコーシスは、慢性にCO2が高い肺気腫などの患者がなる。
人間の呼吸中枢は、CO2の上昇とO2の低下の刺激の両方で、呼吸を促進させる方向に働く。
O2が保たれていても、CO2が上昇すれば呼吸を促進してCO2を飛ばそうとするわけ
肺気腫などの喚起不全で、慢性的にCO2の高い人は、CO2濃度の上昇による呼吸促進が麻痺してしまう。
低酸素状態で無いと、呼吸促進しないわけ。
こういう状態の人に、サチュレーションが低いからと酸素を投与すると、低酸素刺激がなくなり呼吸が止まる。
ちゃんと監視が出来る状況ならいいが、監視が出来ない状況では危険ではある。