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八女総合病院医療事故、初歩的ミスに憤り
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八女市の公立八女総合病院で危篤状態の患者2人に酸素と誤って二酸化炭素を投与した医療事故。病院側は27日、
形状が同じボンベの使用が事故を誘発したとし、違う形状のボンベに切り替えるなどの再発防止策を明らかにした。
利用者からは「患者の命を預かる場なのに初歩的なミス」と怒りの声が上がった。
同病院の吉田博企業長ら幹部5人が同日夕、記者会見を開き、二酸化炭素を投与した患者2人が亡くなったことについて、
「残念な結果になり、おわびを申し上げたい」と陳謝。酸素と二酸化炭素のボンベを取り違えたことについて、
「看護師の注意力が落ちていた。周囲の看護師らも気づかなかった」とした。
病院によると、ボンベは高さ約70センチ、幅約10センチの円柱形。酸素、二酸化炭素とも同じ形状をしており、
酸素ボンベに使用する流量計も二酸化炭素のボンベに装着可能だったことが、事故の原因になったという。
2種類のボンベは通常、別々の場所に保管されている。取り違えた20歳代の女性看護師は6年目で、
「重篤患者を前にした焦りと、極度の疲労で間違いを起こした」と病院側に説明。両ボンベは緑色と黒色と色が違うため、
容易に識別できると見られていたが、今回の事故を受け、酸素ボンベと形状や口径が異なる二酸化炭素のボンベに
切り替えることにしたという。
父親の診察で訪れた八女市の女性(50)は「病院の信頼を失いかねない初歩的なミスとしか言いようがない。
再発防止を徹底してほしい」と憤っていた。