08/08/31 13:41:46 FDg4MkH60
夏風邪をこじらせている・・・。そんな中、更に風邪をこじらせるような番組に出演してきた。
「たかじんのそこまで言って委員会」だ。
どんな番組か説明するのは難しいが、一部では「右翼番組」とも言われているという・・・。
で、大阪まで行って番組に出演してきたのだが、なんというか、非常に落胆したのだった。
テーマは、若者の雇用問題などを軸に置きながらも「左翼」。労働/生存運動って、右とか
左以前の問題だと思うのだが、それを「左翼」とくくってしまうところになんとなく意図を感じる。
しかも「希望は戦争」と語る現代の若者の思想とは、みたいな、なんだかあまりにもごちゃ混ぜな感じだ。
そういう前提から始まっているので、こちらがいくら「生存が脅かされている」系のことを
話しても通じない。というか自民党の鴻池氏に至っては、本当に本当にまったく全然言葉が
通じないということをひしひしと感じた。氏は現在、参議院予算委員長。派遣法の改悪によって
ワーキングプアが大量に産み出され、年収200万以下の人が1000万人、という現状に
責任がないはずはない氏は、それでもこの問題を「ふらふらしてフリーターやってるだけ」
「兄ちゃん姉ちゃんがぐちぐち言ってるだけ」「甘えている」などと、まったく政治と切り離して
若者バッシング。愛国心を持って、「正しい」歴史認識を持てば、「ふらふらしたフリーター」
にならないというのだろうか?
本気で「国」のことを考えるなら、真っ先に手がつけられるべき問題なのに、ずーっと
「だらしない」と言い続けるのだろうか。ちなみに鴻池氏は長崎で起きた男児誘拐殺人事件の
際、「親を市中引き回しの上、打ち首にすればいい」と発言した人である。こういう人の
「愛国心」とは、一体どんな形のものなのだろうか。そして一体、誰がこの社会の不安定化
を進め、そしてそれをわざと「若者のだらしなさ」などを強調する形で「政治的に」隠蔽
しているのか。一人一人の政治家の発言をしつこくしつこく覚えておき、そして伝えたいと思う。
とにかく、私は鴻池氏の発言を絶対に忘れないし、これからも執拗にチェックし続ける
つもりだ。
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