08/08/25 18:06:28 0
(>>5の続き)
毎日新聞をつぶしてはいけない
このメガ炎上で最も苦しんでいるのは毎日新聞社であることはまちがいない。そして、
同時に日本のマスコミ全体が「明日はわが身」と感じていることだろう。今回の一件
によって、「ネットいなごは有象無象の飽きっぽいやから」という評価はほぼ覆された。
さらに「ネットの人たちも、わりとまともなことを言うじゃないか」という評価も得
られそうだ。だが、この勢いに乗って毎日新聞をつぶしてしまえ…というのはよくない
と思う。“ネット対マスコミ”のような敵対の構図ができてしまい、殺伐とした未来が
予想されるからだ。
今回の問題は、毎日新聞という企業の対社会的な姿勢や社内構造、自浄作用といった
システマチックな要因が大きく影響していると言えよう。そもそもインターネットへの
無関心な態度が、WaiWaiのHENTAI記事を野放しにし、「炎上」対策を失敗させたのであ
る。大手マスコミ全体が、インターネットについての理解をさらに深めるべきであろう。
ところで、今回の「メガ炎上」の収束は、謝罪というより、企業として「襟を正す」
ことでしか解決しないように思われる。その方法は、毎日新聞社自身が模索しなければ
見えてこない。もちろん、現状維持が解決だとはだれも思っていないはずだ。
その結果しだいでは、インターネットとマスコミの新しい関係が始まりそうな予感も
する。そして、その「触媒」として、毎日新聞には期待したいところなのではあるのだ
が…。はたしてそこまでの自覚はあるだろうか。
(以上)