08/08/24 11:08:33 0
(>>1のつづき)
それどころかむしろ「こんな美女がなぜ独身?」「こんな高スペックなのに、なぜ彼女がいない?」
というような人ばかり。だが彼らは皆、自分からは決してアタックしない。「いずれ素敵な人が
現れた時に結婚したい」と、常に受け身の姿勢なのだ。
「日本は「結婚に向けてガツガツ活動するのはみっともない」という風潮がありますが、自分は
何もしないで、ただ誰かが来るのを待つだけという傲慢な姿勢では、結婚できない時代に
なってしまったんです。私自身今までの取材を通して、すぐにでも結婚できそうなのに、
結婚できないでいる人達をたくさん見てきました。そんな彼らが一体どうすればいいか。
それについて考えたかったんです」(同)
同時に「産活(出産活動)」にももっと関心を向けて欲しいが、婚外子の多いフランスなどとは違い、
日本で子供を持つためには、結婚は外せない要素。そのためにも婚活は必要なのだと、白河さんは言う。
「ずーっと結婚しない男女が増えると少子化が進み、さらに独居老人が多い国を生み出します。
女性は横の繋がり作りに熱心な人も多いですが、男性の場合、倒れても誰も頼る人がいない
ことで、悲しい末路を迎えてしまうかもしれません。そして子供がいないと、次世代や他世代への
関心が薄くなりがちです。「自分が死んだ後の世界には興味ない。他の世代はどうでもいい」と
考える人ばかりの国って、なんだか住みにくい気がしませんか?」(同)
確かに身近に子供がいないと、妊婦さんの大変さや小さい子供を持つ苦労に、なかなか気が
回らないのは事実。婚活は自分のためではなく、世のためになるのかもしれない……。
「結婚をしたくない人に、無理に勧めるつもりはありません。でも迷っているなら、一度は
結婚した方がいい。だからそのための努力を、男女とも惜しんではいけないんです」(同)
したくないならしなくてもいい。でも結婚したい気持ちがあるなら、問題を先送りにしては
いけないことを教えてくれるのが、この『「婚活」時代』なのだ。今年の秋こそ「するかも」から
「したい!」に気持ちを切り替えて、思い切って“婚活”を始めてみてもいいかも!?(以上)