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独身男女は、もはや「婚活(結婚活動)」なしでは結婚できない時代がやってきた―。
家族社会学者の山田昌弘氏と、少子化ジャーナリストの白河桃子さんの共著『婚活時代』
(ディスカヴァー21携書)が、出版不況と言われる中で売れに売れている。
今年3月に発行されて以来増刷を重ね、現在の売り上げは約12万部。
「婚活」は、多くの人にとっての関心事となっているようだ。
結婚できない男女が増えた理由に始まり、どんな婚活をすればいいか、また
結婚情報サイトの見分け方など、婚活の実態や役立つノウハウなどを、
1冊に渡って記している。
ではなぜ今、「婚活」が、必要なのだろうか? 山田氏は、「社会的経済的状況が
変化しているにも関わらず、女性は男性に経済的に依存したいと考え、男性は
「家のことは妻に任せた」的な考えが抜けず、前世代の負の遺産を引き継いでいる。
さらに両親世代がそうだったから、「自動的に結婚できるはず」と、今だに考えている節がある。
しかし今や、経済格差が結婚格差を生み、一部の男性のところに女性が集中する
社会になっているからだ」と、その理由を著書内で語っている。
もう1人の著者である白河桃子さんも、こう語る。
「『結婚や子育てはいつでもできるわ~』とタカをくくっている独女や独男はとても多いのですが、
それはもはや、いつでも誰でもできるものではないんです。「社内恋愛」や「お見合い」、
「おせっかいおばさん」など日本人を結婚させてきたシステムが崩れ、自由恋愛市場に
放り出されてしまったことで、かえって恋愛しづらくなってしまった。「自然な出会いからの結婚」
「いつか結婚できるだろう」は、もはや幻想でしかないし、それができるのは運のいい少数派だけ。
だから独男と独女には、“結婚できない危機感”を持ってもらいたかったんです」(白河さん)
独女通信
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