08/08/23 23:09:13 rVrP+CES0
>>778
産科医療のこれから(blog)
癒着胎盤
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に、
癒着胎盤
日本医科大学女性診療科・産科 澤倫太郎(産科と婦人科 vol.74 No.7 2007-7 p848-857)
が掲載されています。その中に、
表1 前置胎盤症例における癒着胎盤の頻度(文献5)より一部改変
によると、既往帝王切開回数1回では、5.2%、35歳未満だと3.7% とあります。
傍聴記録からは加藤氏が癒着胎盤の可能性を5%程度と認識しているという
内容を見つけられませんでしたが、おそらくこれを根拠にされているのかと思います。
なお、傍聴記録からは、臨床症状としては血尿のみから疑い、血尿が陰性化したあとは
否定的と判断しています。さらに、術中エコーを併用して癒着胎盤の可能性を検索し、
明らかな癒着胎盤の証拠は見つけられていません。現在の医療技術では
術前にこれ以上の有用な検査はありません。
K医師は5%の可能性を念頭に置き、極めて慎重に事を進めていると思われます。
これでも不用意でしょうか?