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USBメモリーでウイルス感染=独立ネットも被害の恐れ-警察庁がシステム確認
警察庁は21日、USBメモリーなどの外部記録媒体を介して感染する
新しいコンピューターウイルスの存在と動作環境を確認したことを明らかにした。
USBメモリーの装着だけで感染するため、インターネットから隔離した公的機関や
企業などの内部ネットワークにも被害が広がる恐れがあり、注意を呼び掛けている。
ウイルスは、インターネットやメール経由で得たファイルを開いて感染するタイプが広く知られている。
企業などはネットと切り離した独立の内部ネットワークを構築することでウイルスの侵入を遮断。
重要インフラや機密・個人情報を守っていることが多い。
新ウイルスは、感染元のパソコンから外部記録媒体に侵入した後、
この媒体が別のパソコンに差し込まれるたびにコピーさせていく。
このため、独立したネットワーク内であっても、ウイルス入りのUSBメモリーなどが使われたパソコンは感染し、
ネットワーク内で拡散する可能性がある。
時事通信社 (2008/08/21-10:08)
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