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正しい性知識学ぼう 31日・佐賀中絶、感染症など討論
県内の10代の人工妊娠中絶実施率が2006年度に全国で最も高かったことを
受け、医療従事者らでつくるNPO法人「ウイメンズサポートネットワーク」などは
31日午後1時半から、佐賀市天神のアバンセで「いのちと性を考えるフォーラム」を
開く。東京・六本木で産婦人科の診療所を開き、若者の性や心の悩みを聞いている
赤枝恒雄医師を講師に迎え、人工妊娠中絶や性感染症予防について講演や討論を
行う。(遠藤信葉)
同ネットワークは、すべての女性を対象とした健康支援を目的に、2004年に
発足。毎週土曜日に佐賀市駅前中央のiスクエアビル3階で若者や女性向けの
カウンセリングを行っているほか、電子メールでの相談も随時受け付けている。
会員で産婦人科医の内山倫子さん(44)によると、制服姿で中絶手術に訪れた
高校生や、1年に3回中絶した少女もおり、多くは自分の最終月経すら把握して
いないという。内山さんは「無知のまま性交渉を行う子が多い。自分自身を守る
ために避妊や体のしくみについて、正しい知識を身につけてほしい」と話している。
フォーラムには内山さんもパネリストとして参加し、県内の現状を説明する。
資料代大人500円、学生は無料。問い合わせは、共催の佐賀エイズ研究会事務局へ。
ウイメンズサポートネットワークは、「自分の体に興味を持つきっかけになれば」と、
月経の仕組みから避妊具の使い方、人工妊娠中絶、性感染症などを絵やグラフで
紹介するハンドブックを作成した。県内の産婦人科医院などで配布しているほか、
同ネットワークのホームページからもダウンロードできる。
(2008年8月19日 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)