08/08/18 15:03:50 0
憂楽帳:情報公開
不思議なこともあるものだ。ある取材で独立行政法人の日本原子力研究開発機構に情報公開を求めた。
「それなら情報提供で資料をお渡しできますよ。開示請求では時間がかかりますから」と情報公開課の担当者が言う。
お言葉に甘えて同機構を後にした。数日後、6種類の資料をもらったが、目当ての資料がない。
「もっと探してほしい」と2度求めたが、「ない」という。念のために正式に開示請求してみた。
約1週間後、同じ担当者から連絡があった。「ほかに12の資料があった」という。驚いた。しかも目当ての資料も含まれていた。
理由を尋ねると、「開示請求の場合は、情報提供より広めに資料を探しますので……」。
これでは、情報提供と言いながら、実のところは情報隠しかと勘ぐりたくもなる。
同機構は、高速増殖炉もんじゅの事故などで情報隠しが相次いだ動力炉・核燃料開発事業団から改組、統合で05年に発足した。
隠ぺいを厳しく問われた歴史があるだけに、他の行政機関以上に情報公開には敏感であってほしい。【板垣博之】
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