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<若者レジャー「貧困化」 遊びの種類減少、支出に格差も>
若者の余暇の過ごし方が「貧困化」していることが、社会経済生産性本部の08年版「レジャー
白書」で分かった。余暇の楽しみ方の種類が、10代は10年間で3割近く減った。
(略)
調査は15歳以上の男女3千人を対象に実施。07年の1年間に旅行、ドライブ、カラオケ、外食
など計91種類の代表的な余暇活動に何回参加、経験したか聞き、10年前の調査と比較した。
10代の若者が、1年間に1回以上経験した余暇活動は15.6種類。10年前より6種類減った。
減少傾向は全世代でみられたが、10代~30代が顕著だった。
白書は、若者が携帯電話のメールやインターネットに時間を割き、「余暇スタイルに大きな変
化が生じている」と分析。賃金の抑制によって可処分所得が増えず、親が子に様々な経験を
させていないことも、余暇の過ごし方の「貧困化」を招いた一因と指摘している。
一方、07年は06年と比べると、国内観光旅行が伸び悩んだ。動物園、遊園地など近場の行
楽は人気で、新型ハードが好調だったテレビゲームをして過ごす人も増えた。
余暇の時間や費やすお金については、派遣やパート労働の増加や団塊世代の退職などを
背景に、「ゆとり」が増える人と減る人の二極化がみられ、「格差が広がってきている状況が
うかがわれる」としている。(以下略)URLリンク(www.asahi.com)
07年の余暇活動は「身近な行楽系、インドア系レジャーが好調」と同本部。具体的には動物
園・植物園・水族館・博物館(同340万人増の4160万人)といった行楽系の種目や、家庭に
おけるテレビゲーム(同70万人増の3180万人)のようなインドア系の種目で参加人口が伸びた。
(抜粋)URLリンク(www.kankoukeizai-shinbun.co.jp)