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国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は15日、
グルジア南オセチア自治州を巡る軍事衝突で、
ロシア軍が使用したクラスター爆弾によってオランダ人記者を含む民間人11人が死亡したことを明らかにした。
100カ国以上が禁止条約案を採択した同爆弾を使用し、外国人記者にも被害が出たことで、
ロシアは国際的な批判を浴びそうだ。
同団体調査員が現地で聞き取り調査などを行った結果、ロシア軍が12日に空爆したグルジア中部ゴリで8人、
カレリで3人の民間人がクラスター爆弾によって死亡したことが確認された。
負傷者も数十人に上った。
死者にはオランダ人記者1人が含まれており、他にイスラエル人記者も重傷を負った。
ロイター通信の車両にも被害が出ているという。
また、現地住民がクラスター爆弾の不発弾を不用意に持っていたことも確認された。
不発弾による民間人被害が今後、多発することが懸念される。
クラスター爆弾を巡っては、ノルウェーや日英独仏など100カ国以上が参加する軍縮交渉「オスロ・プロセス」が
5月に事実上の全面禁止条約案を採択。
だが、ロシアは米中両国などとともにプロセスに参加せず、クラスター爆弾の廃棄に抵抗を続けている。
◇露側は使用否定
ロシア軍のノゴビツィン参謀次長は15日、ロシア軍がクラスター爆弾を使用したとの指摘について
「その必要性はなく、使用していない」と否定した。
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