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★スペイン、住宅バブル崩壊で6兆円超の景気対策
スペイン政府は14日、臨時閣議を開き、特別融資枠の設定や税還付、公共工事の
増加を柱とする総額6兆円強の景気対策を決めた。住宅バブルが崩壊した同国経済
は昨年までの4%近い成長から足元はほぼゼロ成長に減速。ここ数年は「欧州経済
の優等生」といわれたスペインだが、信用収縮を伴う世界経済減速の逆風をまともに
受けている。
スペインの4―6月期の実質国内総生産(GDP)は前期比0.1%増となり、増加率は
前年同期の10分の1に落ち込んだ。7―9月期はマイナス成長になるとの見方も出て
いる。サパテロ首相は夏休みを切り上げて臨時閣議を開き、24の施策からなる景気
対策を決めた。
対策は公的金融機関を通じ住宅建設や中小企業向けに特別融資を実施したり、
付加価値税(VAT)などの一部を還付したりする。総額は同国のGDPの約4%に
相当する約400億ユーロ(約6兆5000億円)に上る見通しで、2010年をメドに3%程度
の経済成長率を目指す。
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