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金メダルの獲得数で中国が快調に先頭を走る北京五輪の運営で、「やらせ」手法が次々と明らかになった。
メーンプレスセンター(MPC)の記者会見では北京五輪組織委員会が連日質問攻めにあった。
中国をのぞく各国メディアが論議を提起している「やらせ」は次の通りだ。
(1)8日夜、北京市内から開会式会場の国家体育場(鳥の巣)にかけて打ち上げられた連続花火の映像が
コンピューターグラフィックス(CG)による合成映像だった。
(2)開会式の終盤登場した少女(9)が歌った革命歌曲は口パク。吹き替え役の別の少女(7)がいた。
(3)空席が目立つ競技場では、黄色いTシャツの中国人応援団を動員している。
いずれも北京五輪組織委が「やらせ」を認めた。なかでも最も論議が沸騰しているのは、口パク少女である。
この子を「微笑天使」としてしまった中国各紙はやらせ騒動を一切報じていないが、中国中央テレビ(CCTV)は
口パク少女の家や学校に取材したもようを報じた。愛くるしい顔立ちだが、じつは歌はうまくない。将来は医師になりたいという。
組織委は「(各国放送局が加わる)北京五輪放送機構も承認している。一番良い歌声とパフォーマンスが選ばれた」と弁明する。
イタリアのオペラ歌手、パバロッティ氏(昨年死去)が2006年トリノ冬季五輪開会式で歌ったのも口パクだった、
とあとでわかった前例もある。目くじら立てる必要はないという意見もあろう。
しかし、少女が本番で万一歌えなくなった場合に備えてというなら、本人の録音を流せばいい。別人の歌声では感動した観客を欺いたことになる。
さらに、あの革命歌曲。オリンピック幕開けの舞台としては、いただけない。
「東方に日が昇り、毛沢東が現れて、中国を解放した」「親愛なる祖国は繁栄し、今富強の国に向かっている」
まるで毛沢東賛歌だ。何でまたこのような生臭い「政治」を、北京から世界に発信したのか。
>>2以降に続く
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