08/08/14 23:05:07 0
都市圏では「人身事故」が原因で電車がストップし、復旧に時間がかかって
通勤通学に支障が出ることも少なくない。その原因が「飛び込み自殺」であることも多い。
遺族に大きな傷が残るのはもちろんだが、人身事故で鉄道会社が受ける損害も少なくない。
そこで、「遺族は、鉄道会社から1億円の損害賠償を請求される」という都市伝説のような
話もささやかれるが、実際のところは、どうなのだろうか。
車両修理費、振り替え輸送費用、運賃を払い戻した分など
警察庁がまとめた統計によると、2007年の自殺者は3万3093人で、
06年度に比べて938人(2.9%)増加している。自殺の方法は数多いが、
とりわけ多くの人々に損害を与えるのが、飛び込み自殺だ。
ここ1か月ほどを見てみただけでも、08年8月8日早朝には、JR山手線池袋駅(外回り)で、
線路に立ち入った女性が始発電車に引かれて即死。山手線は全線で運転を見合わせ、
内回りは約30分後に運転を再開したが、外回りは復旧作業に時間がかかり、運転再開は
事故から4時間20分後だった。ラッシュの時間帯と重なったこともあり、
約10万5000人が影響を受けた。
7月8日には、JR東海道新幹線米原駅で、男性がホームから降りて通過線路に侵入、
新幹線にはねられて死亡した。東京-新大阪間が2時間10分にわたってストップし、
終日続いたダイヤ乱れの分もあわせると、約8万5000人の足が乱れた。
J-CASTニュース
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