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★麻生幹事長、政治資金で飲み食い 1年で173回3500万円 これで「国民の目線」
政治資金で飲み食い―。「国民目線で改革」が売り文句の福田改造内閣を自民党として支える
麻生太郎幹事長の資金管理団体「素淮(そわい)会」が、二〇〇六年の一年間で、東京・銀座や
六本木、赤坂などの高級クラブや高級料亭、サロンなどに百七十三回、約三千五百万円も支出
していることが分かりました。しかも、何カ所もはしごし、一日に百万円を超す支出があるのは七回も。
素淮会の〇六年分政治資金収支報告書を調べたもの。支出は、五万円以上のものについては、
支出先が報告されています。
飲み食いはさまざまな名目で計上されています。
「組織活動費」のなかの「交際費」名目で、六十八回、計千二百七十七万五百九十七円の
飲み食いをしています。二月十四日には、宴席の「予算目安三万円」という東京・神楽坂の料亭
「幸本」に百十万円超の支出をしたのをはじめ、ステーキハウスや高級クラブなど七カ所で一日に
二百五万四千三百二十二円の豪遊をしています。
「組織対策費」としても、四十四回、計千九十五万六千六十円の支出があります。このなかには、
東京・赤坂のカナダ大使館地下一階にある高級プライベートクラブの「会費」三十八万三千
二百五十円の支出も。
「調査研究費」でも、「研修会費(勉強会)」という名目で、六十一回、計千百七万千三百九十六円も
あります。四月十四日には、先の「幸本」で六十六万四千六百四十九円、日歯連一億円ヤミ献金
事件の舞台となった東京・赤坂の料亭「口悦」で三十万五千二百五円のはしご。赤坂プリンスホテルや
帝国ホテルや料亭などで、ほぼ六日に一回の割合で、「勉強」です。
同じ日付で、同じ飲食店への支出が、「交際費」と「組織対策費」と違う項目で報告されている例も
ありますが、平均すれば、ほぼ二日に一回、飲み食いし、その合計は三千四百七十九万八千
五十三円に上りました。(>>2-5につづく)
ソース:しんぶん赤旗 2008年8月14日(木)
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