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人は自分と正反対の者に魅かれると言われているが、ピル(経口避妊薬)は女性が自分と正反対
の男性を嗅ぎ分けるのを阻害するかもしれないという。
女性は遺伝子的に異なるパートナーの「ニオイ」をキャッチする能力が生まれつき備わっていると
言われている。学説によると、そうして出来たカップルには病気に対して広範囲の免疫力を持つ
子どもが生まれる可能性が高くなる。
ところが、ピルは女性が自分に相応しいパートナーの香りを認識する能力を削いでしまうことが
分かった。間違った男性(学術的に言えば遺伝子が近似する男性)を選んでしまうと、妊娠しにくく
なる上に生まれてきた子どもは感染症に対する抵抗力も弱いといったことになりかねない。
さらには、女性がピルの服用をやめて嗅覚が正常に戻れば愛情も冷めてしまうだろうという。
リバプール大およびニューカッスル大の研究が明らかにした。
男性の汗のニオイは免疫システムの遺伝子構造と関連しており、女性はそれ(汗のニオイ)を
指針として無意識に使っていると考えられる。しかし、この研究によると、ピルは女性が魅力に
思う男性の判断基準を崩壊させ、自分と似た男性に照準を合わせるようになってしまうことを明ら
かにした。
学者たちはピルの影響度を調べるためにTシャツを着た男性のグループに眠ってもらった。消臭剤
や芳香剤は完全に排除した。(この、汗のニオイの染み込んだ)Tシャツは今度使うまで冷凍して
ガラス瓶に密封した。
約100人の女性たちにシャツのニオイを嗅いでもらい、「心地よさ」や「好感」を感じるニオイについ
て現在と3ヶ月後の二回、意見を求めた。
実験の間にピルを服用し始めた女性たちの多くはTシャツのニオイの選好に変化が見られた。
学術誌「Proceedings of the Royal Society B」の記事だ。(>>2-5に続く)
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