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グルジア軍が撤退開始 露軍幹部語る
【モスクワ=佐藤貴生】ロシアがグルジアに侵攻した南オセチア自治州をめぐる情勢で、ロシア軍幹部は13日、
同自治州に進攻していたグルジア軍が同日午前9時に大挙して首都トビリシ方向に撤退を始めたと語った。
ただ、ロシア軍の戦車や兵員輸送車の車列が同国中部の町ゴリから首都トビリシに向けて移動を開始したとの情報もあり、
グルジア政府高官は懸念を表明、「停戦違反だ」と非難した。ロシア国防省は情報を否定している。
ラブロフ・ロシア外相はロシア軍について「グルジア軍の撤退の進行状況に応じて進める」と述べており、
双方の撤退完了までには時間がかかる可能性がある。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
ロシア軍が「停戦違反」=首都方向に戦車の列-グルジア政府
【モスクワ13日時事】グルジア・南オセチア自治州をめぐる軍事衝突で、ロシア、グルジア両国が13日未明、和平案に合意した後、
グルジアでは戦闘や空爆は止まった。しかし、AFP通信によると、同日午後(日本時間同)、ロシア軍の戦車や兵員輸送車の車列が
同国中部の町ゴリから首都トビリシに向けて移動を開始、緊張が高まっている。グルジア政府高官は、ロシア部隊の移動に
深刻な懸念を表明、「停戦違反だ」と非難した。
AFP通信記者はゴリから約10キロの地点で、ロシア軍の戦車など約60両がトビリシ方面に移動するのを目撃した。
これより先、グルジア国家安全保障会議のロマイヤ書記はゴリにロシア軍戦車、装甲車約50両が展開していると述べた。
サーカシビリ大統領は「停戦にもかかわらず、ロシア部隊がグルジア領内を動き回っている」と非難した。
タス通信によると、ロシア部隊がゴリからトビリシ方面に向かっているとの報道について、ロシア国防省は「デマ情報だ。事実ではない」
と否定した。同国のノゴビツィン軍参謀次長は、ロシア部隊がゴリにいることは認めたが、戦車の存在は否定した。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)