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アイフォーン発売1カ月 ブームは息切れ? 料金変更で販売てこ入れ
米アップルの携帯電話「iPhone(アイフォーン)3G」が日本で発売されて1カ月が経過した。
発売当日に完売が続出する人気だったが、その後は「ブームは息切れ」との見方も出ており、
販売元のソフトバンクモバイルはてこ入れに懸命だ。
ソフトバンクは8月利用分から、データ通信料を月額5985円の定額制から利用状況に応じて増える
従量制(最低1695円、上限5985円)に変更。孫正義社長は5日の決算会見の席上、
「価格の高さから購入を迷っていた人はぜひ買ってほしい」と呼び掛けた。
料金の変更は、メールの送受信や音声通話を主とする一般の利用者を取り込めてないとの危機感が背景にある。
販売台数は年間100万台を超えるとの予想もあったが、現時点では「10万台強」(関係者)との見方がもっぱら。
調査会社IDCジャパンの木村融人アナリストは「今後売れ行きが急拡大することは難しい」と厳しい見方を示す。
一方、底力は侮れないとの声もある。アイフォーンは利用者がソフトウエアを自在に取り込めるのが魅力の一つ。
「(ゲームなど)大ヒットするようなソフトが登場すれば局面が変わる可能性はある」(通信大手)という。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)