08/08/11 22:14:18 0
有人監視で健全なネット社会づくりに貢献-ピットクルーのビジネスをみる
URLリンク(enterprise.watch.impress.co.jp)
「Eビジネスマイスターに聞く!」では、IT業界の次世代を担うキーパーソンを「Eビジネスマイスター」と称し、
Eビジネス研究所 代表理事の木村誠氏がさまざまな話を伺います。今回は、ピットクルー株式会社代表取締役の松本公三氏に話を伺いました。
(中略)
―なるほど。ここで松本社長に、監視ビジネスが生まれた経緯について、世の中の動きも交えてお聞きしたいんですが。
そうですね。まず、2ちゃんねるの書き込みが最初に社会問題になったのが2001年ごろのことなんですよね。
その当時、企業の誹謗(ひぼう)中傷を書き込まれると困るというので、監視と削除をビジネスとする第一次ブームが起こったんです。
多くは個人事業的で、マンションの1室で2人くらいのスタッフが24時間監視するというものだったようです。
―でも、2ちゃんねるが書き込みの監視や削除なんか、してなかったでしょ?
ええ。2ちゃんねるさんとの取引じゃないんです。「書き込みをされると困る」という会社への営業展開です。うちは結局、
1件も仕事取れなかったですね。当時は、インターネットの監視にお金を払うという感覚が、まだなかったんですよ。
―そうでしたか。ビジネスが成り立つようになったのはいつごろ?
次に第二次ブームが来たんですけどね。パケット定額制ができて、ケータイコンテンツが増え始めた2003年ごろです。
当初、ケータイの公式サイトにも、コミュニティサイトがあって、そこで「出会い行為」が発生することが多くなり、監視のニーズが一気に高まったんです。
―ええ!? 公式サイトに出会い系?
コミュニティサイトを使う人の中で、「出会い」を目的にしている悪質ユーザーも多かったのは事実ですね。
当時公式コンテンツで、常に人気上位にあったのがコミュニティサイトだったので、多くのコンテンツメーカーが参入されて、
その会社さんから仕事をもらえたので、ビジネスとして成功しました。それに、コンテンツが複雑化することによって、
実機を使って検証しなければならない必要性も高まります。そこで、デバッグ会社で培ったノウハウが生きました。
>>2以降に続く