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★最小の「新種」ヘビ、地元民は以前から知っていると怒り
米国の科学者が今月初め、カリブ海東部のバルバドスで体長10センチ未満の
ヘビを発見したと発表したが、地元民らが「昔から知っているヘビで新種ではない」
と、怒りの声をあげている
米ペンシルベニア州立大学の進化生物学教授、S・ブレア・ヘッジズ博士が新種
として発表したヘビは、丸めても25セント硬貨ほどの大きさで、世界最小と見られ
ている。ヘッジズ博士はこのヘビに、妻カーラさんの名前をとって、学名「Leptot
yphlops carlae」と命名した。
この命名に、地元民が激怒。チャールズ・アトキンスさん(43)は、「彼が自分の
発表を自慢したいなら、すればいい。でも、あのヘビは、子供時代に単なる主婦
だった母が、わたしに見せてくれたものだ」と、地元では以前からよく知られていた
種類だと主張。
また、マーガレット・ナイトと名乗る人物はブログで、地元民が昔から知っている
ヘビを捕まえて「発見した」とは、どういう意味なのか、「よそからやってきて、発見
したといって妻の名前をつけるというのは、どういうことなのか」と、声を荒げている。
しかし、ヘッジズ博士は、地元の人々の怒りも理解できるとした上で、ある土地で
よく知られた動物であっても、科学的に調査して学術的に報告した人間が発見者
となり、学名を命名できるとして、「わたしの行為に間違った点はない」と述べている。
一方で、カリブ海は虫両生類学会のデーモン・コリー会長は、ヘッジズ博士がこの
ヘビを学術的に報告した最初の人物であることを認めた上で、このヘビを「発見した」
と発表したのは、地元民を無視したことになりえるとも指摘。「よそからやってきた
人間に、自分たちの裏庭にある品を見せつけられたような印象を与えている」と
語っている。
>>>URLリンク(www.cnn.co.jp)
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