08/08/11 13:31:56 0
大人なのに子どもの切符で電車に乗る不正乗車が、JR各線で目立つという。子ども
の切符で自動改札を通ると、ランプや電子音が駅員に知らせるが、混雑時に防ぐのは難
しい。JR東日本が「切符は正しく目的地まで」とモラルに訴えても限界があり、警察
が摘発強化に乗り出した。
東京近郊の主要ターミナルの一つ、JR大宮駅(さいたま市)では子ども料金(小学
1年~6年)の切符で自動改札を通り抜ける大人が相次いで警察に摘発されている。6
月の摘発例では「小遣いを節約したかった」(18歳学生)、「職がなく生活費を切り
つめたかった」(45歳無職)との動機もあり、「不況の影響もあるようだ」と埼玉県
警鉄道警察隊は見ている。
警察庁によると、全国の鉄道警察隊による無賃乗車の検挙件数は03~05年は40
~80件台。それが06年に148件に急増し、昨年も129件あった。大宮駅のある
埼玉県の主要駅では昨年、正規料金を払わずに自動改札を通過した170件が摘発され
た。08年は5月末で190件を超え、子どもの切符を手に捕まる大人が目につくよう
になった。
JRでは子ども料金で自動改札を通過すると、ランプが点滅し、電子音が鳴って知ら
せる仕組みだが、混雑の中で駅員や警察官がすべてを見つけるのは困難だ。埼玉県警で
はJRと連携し、利用客が増える夏休み中に監視の回数を増やすことにしている。
■ソース(朝日新聞)(奥田薫子)
URLリンク(www.asahi.com)
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