08/08/11 10:47:00 0
胃炎や胃かいようを引き起こすピロリ菌を除菌すると
胃がんのリスクが3分の1になるという研究結果を、
北海道大学などのグループがまとめました。
ピロリ菌の除菌が胃がんの予防に効果があることを確認したのは世界でも初めてです。
研究を行ったのは、北海道大学大学院の浅香正博教授たちのグループです。
ヘリコバクター・ピロリは、胃の粘膜に感染して胃炎や胃かいようを引き起こす細菌で、
日本では50代以上のおよそ80%が感染しているとされています。
研究グループは、全国の51の病院の協力を得て、早期の胃がんで
内視鏡による手術を受けた患者500人余りを、ピロリ菌を除菌しないグループと
除菌したグループに分け、3年間、経過を調べました。
その結果、再び胃がんになったのは、除菌しないグループが24人だったのに対し、
除菌したグループでは9人にとどまり、
統計的に処理すると胃がんのリスクは3分の1に下がっていたということです。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)