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グルジアの南オセチア自治州をめぐる同国とロシアの武力衝突で、
同自治州に部隊を送り込んだロシア軍は9日、州都ツヒンバリを「解放」したと発表した。
また、南オセチアの分離派政府は、これまでの戦闘で1600人以上が死亡したと指摘。
一方、グルジア側は、ロシア軍の空爆により黒海沿岸にあるポチ港が完全に破壊されたと主張した。
時事電によると、グルジアのサーカシビリ大統領は同日、国家安全保障会議を開き、
「グルジアに対するロシアの侵略を受け、戦時体制の導入を決定した」と言明した。
南オセチアの分離派政府を支援するロシアは、
グルジア側が南オセチアを統治下に取り戻すため軍部隊を進攻させたのを受け、8日に軍事介入。
戦車などを投入したほか、ツヒンバリに空挺部隊を降下させた。
グルジア側によると、ロシア軍はまた、グルジア各地に空爆を加えた。
破壊されたと伝えられるポチ港は、カスピ海からの石油などを西側に運ぶ中継港。
武力衝突を受けてグルジア軍高官はAFP通信に対し、
イラクに派遣している軍部隊2000人全員を3日以内に撤収させる計画だと語った。
米国と欧州連合(EU)は停戦に向けた調停活動を行うため、グルジアに代表団を派遣する準備を進めている。
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