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●失言癖に加えて、醜聞もゴマン
内閣支持率がちょっぴり上がったのは、麻生幹事長効果といわれる。その麻生がもう
舌禍事件を起こした。民主党をナチス呼ばわりした一件だ。過去にも山のように問題発
言をしている麻生。最近は女性がらみの醜聞まで書かれている。「麻生人気」とか浮か
れていると、この男が政権の致命傷になる―。
麻生の問題発言は江田五月参院議長に挨拶に行った際、「かつてドイツはナチスに1
回(政権を)やらせようとして、ああいうことになった」と言ったもの。民主党をナチ
スになぞったわけで、鳩山幹事長は「看過できない。謝罪を求める」と息巻いている。
この問題は5日も蒸し返されて、麻生は「民主党をナチスに例えたつもりはない」と弁
明に追われた。
これが見過ごせないのは、麻生といえば、ひん曲がった口による舌禍が絶えないから
だ。自民党関係者は「またやった。麻生の口は命取りになる」と苦虫を噛み潰している
。ざっと、過去の失言を拾ってみてもこれだけあるのだ。
(中略)
麻生の口は、政局がらみの話でも緩い。幹事長を受ける直前、麻生は首相公邸で福田
首相と密談した。「解散をする気があるのか」「お任せする」というやりとりが漏れて
、政権禅譲説が駆け巡ったが、こういう話を漏らしているのは、どちらかというと麻生
周辺だ。
「それも首相の『お任せする』という発言を勝手に禅譲みたいに解説する。本人がそう
言っているのだろう。さすがに話が広まり、マズイと思ったのか、本人は否定している
が、首相周辺は顔をしかめている」(自民党関係者)
麻生には金がらみ、女がらみの話もゴマンとある。週刊現代は、麻生が過去の愛人の
店にいまだに通いつめ、その店や会社に3年間で1400万円も使っているとバクロし
た。麻生の財産は不動産42億円、株7億円などベラボーだが、不可解な遺産相続によ
って、土地の所有権が移転していることも明らかになった。火種はゴロゴロ転がってい
る。麻生に干された自民党の中川秀直元幹事長も虎視眈々と“麻生潰し”を狙っている
。麻生は政権の“華”どころか、時限爆弾なのである。
(日刊ゲンダイ2008年8月6日掲載)
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