08/08/08 12:06:48 n4soBrnL0
>>418
>党は自分の理想を果たす為の道具だったはずなのに、その道具の為に使われるようになってる
>本末転倒もいいとこじゃないだろうか
いちぶの隙もない正論だな。だが、ちょっと待ってほしい。
たとえばホレ、日本の国益や日本人の安全よりも、某国の国益や某国人の利権を大事にするタイプのクソ役人を
考えてみてもらいたい。奴らは間違いなくクソではあるが、しかし奴らとて必ずしも役所に入省した時からクソであった
わけではない。むしろ、難しい公務員試験をくぐり抜けてきたわけだから、それなりに真面目で素直な連中だったろう。
しかし、入省して上司から右のような方針を正しいこととして教育され、長年にわたって習慣化され続ければ、
「これが普通の仕事なんだ」と考えるようになってゆく。世間的に見ればおかしな錯覚だが、本人にとってみれば、
社会人になってまだヒヨッコの頃から中年になるまで、仕事といえばそれしか知らないんだから、それが当然だと
考えるようになる。
政治家も同じこと。最初は国のために尽くす理想に燃えていたとしても、党の執行部や、派閥の親分や、後援会の会長や、
マスゴミや、プロ市民団体などが、ことごとにその理想を鼻先で笑う。そういう物分かりの悪い連中よりもさらに厄介なのが、
人と違ったことをすると危険分子扱いする、日本社会の空気そのもの。だから実際、現実と妥協しないと議員で
いられなくなることもある。そういう環境の元で、硬骨漢でいるのは並大抵の人間には無理なこと。