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★鳩山幹事長、外国人選挙権法案の臨時国会提出に否定的
民主党の鳩山由紀夫幹事長は7日、産経新聞のインタビューに応じ、党内の
永住外国人への地方選挙権賛成派が、地方選挙権を付与する法案の臨時
国会提出を模索していることについて、「臨時国会に出さなければならない
法案だとは思っていない。さまざまな意見が残っており、強引にまとめよう
としてハレーションを起こしてはだめだ。熟成期間が必要だ」と述べ、否定的
な見解を示した。
民主党の小沢一郎代表の諮問機関「永住外国人地方選挙権検討委員会」
(渡部恒三委員長)では賛成、反対両派の溝が埋まらず、論議は臨時国会
開会後に先送りされている。「この問題は最後は政治判断になる」(党幹部)
との見方が出ていたが、執行部を預かる鳩山氏が、臨時国会への法案提出
に否定的な考えを明言したことは、小沢氏の判断に影響を与えそうだ。
自身は賛成派に属する鳩山氏だが、インタビューでは、竹島問題が過熱する
中で外国人地方選挙権を論議することへの慎重論が党内にあることについて
「私もそう思う」と述べた。
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