08/08/09 19:51:11 A4uV+k3e0
放射能の話も酷いが、これが将来他人事じゃなくなりつつある気がして恐い……
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アルタイのウイグルの家々は豊かで、私の家など他家に比べたら、
豊かとは言えない部類でした。庭には犬を飼い、美しい木々や
香りのよい花々が何種類も植えられ、裏の山からは鳥が飛んできて
囀(さえず)っていました。しかし、そんなアルタイの風景が一変
したのは、この地が中華人民共和国の統治下に入ったときからです。
1949年、中国共産党の軍隊が「東トルキスタン」を占領し、ウイグル族、
カザフ族を問わず、お金持ちの家の人々を逮捕しました。
逮捕者は着の身着のまま大きなトラックに乗せられ、タリムの砂漠にある
労働改造農場や、監獄へ送られていきました。[1,p18]
カーデル女史の家も、1962年の再調査で「資本家」のレッテルを貼られ、
家も土地も店もすべて没収された。父親は山に逃亡し、残された母と
カーデル女史と幼い弟妹たちは、トラックでタクラマカン砂漠に連れて
行かれ、そこで置き去りにされたという。
こうして、ウイグル人は独立を失い、漢人に植民地支配されることになった。
JOG(523) シルクロードに降り注ぐ「死の灰」
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