08/08/07 18:59:26 iInAT+YN0
山形浩生の理屈
「オフィスやビルだって、本部の所在地はある程度のステータスにはなるのだ。
多額の募金をしようという人は、その相手が信用できるかどうかを見極めたいと思う。
変な雑居ビルに間借りしている、いつ夜逃げするやもしれない組織だと募金も集めにくくなる場合も多いのだ。
ついでながら、よい職場を提供しないとよい職員も集まらない。
せっかく募金したのに経理のミスで行方不明になったらいやじゃないか。」
「黒柳徹子が勝手に開いてる口座に寄付すると「善意の金額が 100%相手に届くのが明確」だと思ってるようだけど、
そんなことないって。「相手」って現地の被災者のつもりだろうけれど、ユニセフにいったお金は、
さらにユニセフの自前の広報活動やら、ニューヨークの高給取りの職員たちの給料にもなりますから。
日本ユニセフ協会がなくなれば、まったく同じ活動がユニセフ直轄で、たぶんもっと効率悪く行われるだけだ。
だからこそ、ユニセフは日本での募金業務の窓口として日本ユニセフ協会にお願いしているわけですな。」
URLリンク(cruel.org)
黒柳徹子の説明(正規の国連組織であるユニセフ親善大使)
「「番組の放映ごとに視聴者の方への募金もお願いしていて、25年間に44億円以上が集まりました。
そのお金は銀行から直接、全額UNICEFに送られています。番組を見て、募金をしてくださるのだから、
私が訪れた国へ届くようにUNICEFにお願いしています(注2)。現地に行って手渡すことが大事であり、
UNICEFは地を這うようにして、それを実践していることを、自分の目で見ているので大丈夫だと思いました。
私の事務所の人間もボランティアでやってくれていて、全額寄付しています」
注2:現地のニーズなどを勘案し、ユニセフ本部と現地の事務所、そして黒柳さんとで相談。
その上で、送金される額などの配分が決まるという。
URLリンク(www.nikkeibp.co.jp)