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・米Google社が提供している「Google マップ」日本版に、話題の「Street View」機能が追加された。
同社が事前に撮影した東京、大阪、仙台、札幌など12都市について、画面のパノラマ写真を360度
回転操作しながら、文字どおり街路を歩いて風景を楽しむ感覚の“仮想散歩”機能である。
一般的には、遠く離れた故郷の街並みを楽しんだり、旅行や商談の下準備として見知らぬ街角を
チェックする、といった使われ方をされるだろう。
ただ、ネット掲示板などは、ストリートビューが写し出す風景について「面白い場面」だけを拾い出そう、
との書き込みで盛り上がっている。例えば、別れた恋人との思い出の地▽登下校する小学生女児の
無邪気な笑顔▽平将門の首らしきものが高層ビル群に浮かぶ様子▽ボヤを起こし、消防に鎮火された
直後の店舗-など、ちょっとした話題性のものから、ラブホテルに入る瞬間の男女
▽立小便をしている後ろ姿の男性▽交通事故直後の道路上で、警察官から事情聴取を受ける姿
-といった深刻な場面まで、数多く見つけ出されている。
プライバシー侵害の批判を避けるため、個人の顔や車のナンバープレートなどに画像ボカシ処理を
行い、加えて、不適切と感じたユーザーが直接、改善点などを“通報”できるシステムにしている。
だが実際には、店先や電柱に貼られたポスターの電話番号がそのままだったり、テラス越しに
個人宅の居間が“丸見え”だったりするなど、サービス開始直後とはいえ、無限と呼べる数の画像を
今後、個別にどこまで加工できるのか疑問もある。
すでにネット上には、「大事件の容疑者の自宅住所を求む」「芸能人の家とか、誰か晒して」といった
“恒例の要望”が次々と寄せられている。もちろん、冷静な議論も行われており、「一般人の家なんて
誰も興味ない(から実際は安心)」「自意識過剰な奴が随分と多い」といった意外な視点、そして
「プライバシー侵害で訴訟の場合、グーグルが悪いのか? それとも見つけてネットに晒した奴が
悪いのか?」といった意見まで噴出している。(>>2-10につづく)
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