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菅直人のblogより
■社会の崩壊
2003年1月 7日 00:00
通信社の賀詞交換会で今年になって始めて小泉総理と同席。小泉総理の挨拶は
総理就任の時と気持ちは同じという内容。短いのはいいが中身のない投げやりな
挨拶。私にも挨拶の機会があったので今の日本はデフレ対策に失敗してヒットラーや
世界大戦を生み出した1930年代に似ている危険性を訴えた。小泉デフレは社会を
崩壊させる危険をはらんでいる。
■日中間のトゲ
2002年5月 7日 00:00
中国での「台湾の国連加盟容認すべし」私の発言と、南京虐殺記念館の視察に
ついて色々ご意見をいただいている。私の真意は日中間の歴史問題のトゲを今に
世代の責任で取り除いておきたいとの思い。南京大虐殺についていろいろな見方が
あることは承知している。その上で一度は現地の記念館を見ておくことも必要と
考えた。3年前に続いて民主党と中国共産党との間で歴史の共同研究を提起
したのもそうした意図から。
総理の靖国参拝問題は必ずしも国民の間、特に若い人の間でその意味が十分に
理解されていない。日中国交回復の時の約束とも言える基本的考え方に立つべきで
ある。つまり日本の中国侵略の責任は当時の政治・軍事指導者にあり、一般の日本
国民一般の責任は問わないというもの。そのことをお互いに認め合って国交回復が
成立した。開戦当時の指導者の象徴とも言えるのがA級戦犯。ドイツで言えば
ヒットラーをはじめとするナチの指導者に相当する。靖国神社には70年代になって
このA級戦犯が合祀されたため、総理の参拝がA級戦犯の戦争責任を否定する
ものとして問題となったのである。A級戦犯を分祀する事が靖国神社として
出来ないのなら国立墓園のような別の戦没者の慰霊施設が必要。
台湾の国連加盟容認発言の真意はまたの機会に説明したい。