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米下院採択 中国系米兵に感謝決議 対日非難のホンダ議員提案
【ワシントン=山本秀也】米下院本会議はこのほど、南北戦争(1861~65年)に従軍したアジア太平洋地域出身兵の
功績をたたえる感謝決議を採択した。決議は、慰安婦問題をめぐる対日非難決議を昨年採択させた民主党のマイク・ホンダ議員が
提案したもので、南北両軍で250人以上に上る同地域出身兵から、中国系の北軍兵士2人を選び、実名を挙げて感謝する内容となった。
この決議は、慰安婦決議案の処理が日米間で騒ぎとなっていた昨年5月、ホンダ議員が下院に提出していた。中国出身で
米国名を名乗ったエドワーズ・コホタ、ジョセフ・ピアスという北軍兵士に関する従軍の史実を連ねたうえで、
「南北戦争の間、アジアと太平洋島嶼(とうしょ)出身の兵士が示した勇気と忠良なる貢献を認め、感謝を表明する」などの内容だ。
決議採択は、慰安婦決議の本会議採択から1周年にあたる7月30日に行われた。決議のなかで、中国系の両兵士が地域全体の
“代表格”で取り上げられた理由は「資料が比較的整っていたため」という。
だが、ホンダ氏は決議採択前の下院討論で、在米華僑・華人の権利拡大を掲げる「中国系米国市民連合(CACA)」の名を挙げ、
「この決議に対するCACAの後押しがなかったら、採択はおぼつかなかったろう」と謝意を述べるなど、米国への貢献を
南北戦争にさかのぼって印象づけたい中国系の意向をくんだ発言をした。
ホンダ氏にとり、決議採択は久々に議会活動の実績となった。なお、同氏は7月中旬、ワシントンのアジア系米国人団体
「国際リーダーシップ財団」(ILF)から、2008年度の「傑出した公僕」として表彰も受けている。
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