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★2020年までに年間約39兆円の水準にと、中国の軍事予算
北京―英軍事関連コンサルタント企業、ジェーンズは1日、中国の軍事費に
ついて現在の増加ペースが続けば2020年までに年間3600億ドル(約38兆
9千億円)の水準に到達するとの見通しを示した。
米国の昨年の軍事費約5470億ドルは下回るものの、中国政府が公表する
現在の公式数字約590億ドルからは大幅増加となる。ただ、この数字には
兵器開発関連予算が含まれておらず、実際の数字はより高いとする見方が
軍事専門家の間では主流だ。米国などは軍事予算の透明化を求めてもいる。
ジェーンズの分析員、マシュー・スミス氏はAP通信の電話取材に対し、中国の
軍事予算は過去14年間、毎年平均15.5%増を記録してきたと指摘。ロシア
製武器への依存度を下げる結果を生み出したとしている。
スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によると、中国が2006
年に調達したロシア製兵器類は約35億ドル相当だが、07年にはこれが62%減
となっていた。同研究所の07年の世界各国の軍事力に関する年鑑によると、
中国の軍事予算は米英に次いで3番目で、前年と比べフランスを抜き順位を一つ
上げた。
中国政府は毎年の国防予算増について原油価格高騰や兵士の昇給などを主因に
挙げている。また、海外覇権を狙った軍事政策は否定している。
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