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大分県の教員採用汚職事件に絡み、県議10人以上が「口利き」していた問題で、この中に議長(61)や
前副議長(62)、文教警察委員長(46)が含まれていることが分かった。
3人とも毎日新聞の取材に対し、支援者らから依頼のあった受験者の合格を県教委幹部に依頼したことを認めた。
金銭の授受は否定している。
議長は、議長就任前の一昨年まで、依頼を受けた毎年2、3人の名前を教育長らに伝え「素晴らしい人材なので
よろしくお願いします」と依頼したことを認めた。結果的には合否の事前通知を受ける程度だったという。
毎日新聞の取材に「行政執行に支障をきたしかねない行為だったことを反省する」と話した。
前副議長は07、08年度の試験で、支援者や地元市議らから頼まれた受験者約10人のリストを県教委幹部に渡して
「よろしくお願いします」と依頼したという。前副議長は「地域の要望を伝える議員活動の一環として行った」と話した。
また、文教警察委員長は後援団体から依頼された合格依頼リストを元教育審議監の二宮政人被告(61)=収賄罪で
起訴=の部屋に持ち込み「なんとかしてほしい」と頼んだという。
同委員長は二宮被告が中学教諭をしていた時の教え子だったが、依頼のほとんどは実現しなかったという。
事件を巡っては、元参事の江藤勝由被告(52)=収賄罪で起訴=が改ざんした07、08年度の試験で10人以上の県議が
「口利き」していたことが既に判明。
江藤被告は07年度の試験で二宮被告と富松哲博・現教育審議監(60)から、口利きを受けた計40人を合格させるよう
指示を受け、合格者41人中21人を不正に合格させた。
08年度では富松審議監から指示を受けた受験者を含む14人を点数の水増しなどで合格させた。
議長は今月、県議会のホームページに「県民の要望を県政につなぐ仕事は、重要な職務」としつつ「依頼が結果として
行政執行をゆがめたこと、議会の執行部監視機能を十分発揮できなかったことにおわび申し上げる」とするコメントを掲載した。
8月2日20時6分配信 毎日新聞
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